舞台「花火の陰」公式サイト

ABOUT

INTRODUCTION

2017年5月、テアトルBONBON(中野)にて上演されたハルベリーオフィス特別公演『花火の陰』。

新進クリエイター・村松みさきの脚本・演出によるノスタルジーあふれるハートウォーミング・ファンタジーは、元宝塚花組トップの大鳥れい、キャラメルボックスの看板俳優・岡田達也らの熱演により観客の心を大いに揺さぶった。

今回、演出におぼんろの、わかばやしめぐみを迎え、歴史と格式ある三越劇場を舞台に新たな“大人のファンタジー”のスタンダードを送り出します。

オリジナルキャストである、大鳥れい、元劇団四季でヒロインを歴任した笠松はる、そして岡田達也らは続投。多彩なジャンルで活躍する新キャストを迎え新たな化学反応を生み出します。

あなたにとって大切なもの、人、思いがよみがえる、心温まる物語をお送りします。

STORY

とある片田舎。映画を撮影するため、俳優、スタッフ、作品に関わる漫画家などがこの地に滞在していた。
しかし、ある事件をきっかけに、映画は完成を見ることなく、表現者たちはバラバラになってしまった。

それから20年、かつて撮影チームの助手として下積み生活をしていた女性が、大物女優として大きく成長し、この地に戻ってきた。
彼女が20年ぶりにかつてのロケ地に足を踏み入れたその瞬間、20年前、共に同じ時を過ごした人たちが次々とある目的のためにやってくる。
過去を回想していく中で、長年自分の中でひた隠しにしてきた想いに巡り合っていく女優。
―『花火みたいな人生を歩めて、羨ましいです』
―『花火が綺麗なのは一瞬だけだから。そのあとの行方を、誰も知らないし、知ろうともしないでしょ』
遠い過去から誰かの声が聞こえた気がした。
田舎の空に花火の音が鳴り響くとき、20年の時を超え、過去と現在が静かに交錯し、そこで暮らしていた人たちの生き様が浮き彫りにされていく。

その時、起きた出来事とは……。

公演概要

■タイトル: 舞台『花火の陰』
■演出: わかばやしめぐみ(おぼんろ)
■脚本: 村松みさき(村松みさきプロデュース)
■公演期間: 2020年2月5日(水)~2月10日(月)
■公演会場: 三越劇場
■製作: ハルベリープロデュース
■主催: 舞台『花火の陰』2020製作委員会